A fish on the leaf of the banana.

イメージの壁

妹はアメリカ人と結婚してアメリカで暮らしている。
娘の「ハナ」はもうじき2歳。
今,二人は実家に帰ってきている。

日常会話が英語なので
ハナは片言の英語を話す。
妹も日本語英語入り交じりつつも
大事な話をするとき(注意したり叱ったり褒めたり)は
英語で語りかける。

妹がハナに英語で話しかけるのを聞いて
周りの人はちょっとビックリしたような顔をする。

「この母親は
 なんで自分の子供に英語で話しかけているんだろう?」

キョトン顔に追い打ちをかけるように
妹は私とは思いっきり日本語で会話をしている。

「なに?
 子供に英語を身につけさせたいの?
 日本にいながらにしてバイリンガルにしたいとか?」

父親が一緒にいたら
「あぁ,このコはハーフだから
 お母さんは日本人だけど英語で話しかけているんだ」
と周りは納得するだろうか。
いや たぶん
もっとポカーン顔になると思う。
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妹の旦那さまは韓国系アメリカ人。
だから,ハナはいわゆるハーフだけど
日本人が「ハーフ」と聞いて思い浮かべる容姿ではなく
ウチの息子達にもよく似た女のコ。

私も
妹がアメリカ人と結婚していて娘がいて・・
と誰かに話していると
相手が白人とのハーフを思い描いていて
髪や目の色を聞いてくるので
内心キタキタ(ニヤリ と思いながら
「黒だよ」と言ったときの
相手の「エッ・・」という顔を楽しんだりしている。

アメリカで暮らしていれば別に驚くようなことでもない。
そして日本で暮らしていればしかたない感覚。
だから,私も知ったようなこと言っているけれど
自分の中にも
誰かが作って
それを自分が取り入れて
さらに強固にしていったイメージがたくさんあると思う。
しかたないけど
時にそれは壁になって
せっかくの色んな機会を逃しまうこともある。
もったいないよね。

せめて
イメージを変える機会を逃したくないなぁ。
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by lotus-moon | 2005-03-15 13:56 | 静かなこと