A fish on the leaf of the banana.

春はあけぼの





夜明けはいつも素敵だけど
今朝は特に
春になったんだなぁと感じる空の色合いでした。




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足元には
芽吹いたばかりの小さな草や
秋に散った紅葉のひとひらが
冬の白い衣を纏っていたけれど



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上着も羽織らずに写真を撮りながら
季節が移っていくのを感じます。





春はあけぼの。     
やうやう白くなりゆく山際、少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。


夏は夜。
月の頃はさらなり。
闇もなほ、蛍のおほく飛びちがひたる。
また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。
雨など降るもをかし。


秋は夕暮れ。         
夕日のさして山の端いと近うなりたるに、烏の、寝どころへ行くとて、三つ四つ、
二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。
まいて、雁などのつらねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。
日入り果てて、風の音、虫の音など、はた言ふべきにあらず。


冬はつとめて。
雪の降りたるは言ふべきにもあらず、
霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、
火など急ぎおこして、炭持てわたるも、いとつきづきし。
昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白い灰がちになりてわろし。



うんうん
そうだよね~と大きく頷いてしまいます。
その情景もはっきり頭に思い描くことが出来て
これって 日本人だからなのかな・・と思ったり。

ところで・・
夜明け・夜・夕暮れ・早朝
清少納言が美しいと感じたのはどれも光と闇の混在する時間。
真っ昼間には日本人の愛でる趣がないのでしょうか。

 
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by lotus-moon | 2006-03-08 15:31 | 静かなこと